GW休診のお知らせ

4月24日(水)~5月8日(水)は休診となります。
大変ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。 

当院の緑内障治療

 当院は現在緑内障診療に最も力を入れており、毎月数百人の方が、緑内障で通っております。圧倒的な症例経験(下記参照)から、他院からのセカンドオピニオンなどの患者さまも受け入れております。当院オリジナルの治療サマリーのためか、おかげさまで、中国韓国シンガポール・フィリピンなどの海外および日本各地の遠方から当院に緑内障治療のために定期的にわざわざ通っていただけるようになりました。本当にありがとうございます。緑内障の方で、転勤などで他院からの転院をご希望の方は、できるだけ前医の紹介状をお持ちください。手に入らない場合は、なくてもかまいませんが、以前のデータがあれば診療に役立つと思います。

 ※セカンドオピニオンの方は、必ず電話で事前予約をお願いします。通常診療予約で来院の場合、他の患者様がいるため診察時間は5分で終了します。現在ほぼ毎日セカンドオピニオンの方が来院されております。正確な状態を把握するために、当院での視野検査が必須となります。検査はしたくないが、状況だけ教えてほしい、治療方針があってるか教えてほしいというのは、現実的に不可能ですので、ご理解ください。

 

  • 緑内障通院患者実績 2019年1114名 2020年1008名 2021年上半期806名

  ※緑内障治療の第一選択はあくまで点眼治療(※緑内障診療ガイドライン)です、ごく初期の段階で必要のない緑内障手術をされている患者様もたまにみますので病院選びは慎重にしましょう!

 


 以下に当院のこだわりのいくつかをご紹介します。

  1.  勘ではなくサイエンス⇒当院においては、緑内障診療は、「なんとなく」の経験や勘で薬を決めたりしていません。もちろん、「なんとなく」の感じも大事ではあるのですが、当院では、『科学』、すなわちサイエンスで適格薬剤を決めております。そのために、作成しているのが、当院オリジナル治療サマリー(緑内障評価シート)。   
     当院には現在、この小規模クリニックでは製薬会社さんも圧倒される毎月数百人以上の緑内障患者さまが定期的に通院しておりますが、全員に当院独自の治療サマリー(緑内障評価シート)を作成しております。これは未点眼時眼圧の平均値、20%下降及び30%下降時の目標眼圧、さらに投薬時の平均眼圧を計算した評価シートで、治療効果が一目でわかります。院長がこのシートを来院毎に作成することにより、その患者さんの治療方針などを毎回考えることができます。さらに当院の取り組みとして、来院毎に、当日の眼圧をメモでお渡ししておりますので、ご自身でも治療効果を実感できます。 
  2. 安易な治療をしない。2014年WOC国際眼科学会でも緑内障の権威ともいえるKi-ho Park先生が繰り返し「Solid Base Line」(きちんと測られた治療開始前の基礎眼圧)の大切さ語っておりました。当院では緑内障の治療には最善の注意をはかり、一生治療が続く緑内障に安易な治療開始とせず、「Solid Base Line」を測定するため、最低3回未治療時の眼圧チェックを行っております。さらに視野計の中では一番高価な国際標準機、ハンフリー視野検査機械を導入。これまでは、大学病院などで行われる通常の中心30度(SITA30-2 standard)で行っていましたが、2024年から世界標準の24-2で、さらに通常のFASTモードでは見落とされやすい、早期緑内障の発見に有用な中心10点の検査点を追加した24-2C SITA Fasterを導入。検査精度を維持しつつ患者様の負担を大幅に減らしました(追加された10点は、黄斑の網膜神経線維の走行に考慮し、上下非対称の測定点配置となっているのが特徴で、早期緑内障で感度低下を呈しやすい箇所を10-2 の測定点から抽出)。また疑わしければ中心10度(通称10-2)の範囲でも確認しております(10-2もガイドラインに適宜測定が推奨)。※院長は2014年WOC国際眼科学会、2015年国際臨床眼科フォーラム(および第69回日本臨床眼科学会)全日程参加し毎回10以上の緑内障関連の講演やセミナーに参加、世界をリードする緑内障専門医らとの質疑応答も行い、最新の知見や治療に基づいた治療を行っております。
  3. しっかりとした観察⇒緑内障患者さまにかぎりませんが、当院では最も解像度が高いとされる、第三世代のレンズ、高価なVolk社のデジタルクリアフィールド、デジタルワイドフィールドレンズを眼底診察時に使用しております。もちろん従来から普及している第一世代の20Dレンズ、90Dレンズ、第二世代のスーパーフィールドレンズも院内に常置し、症状に応じ適したレンズで診療を行っております。
    さらに、緑内障の視神経乳頭は必ず定期的に写真で撮影し、視神経乳頭出血などの変化がわかるようにカルテに保存し次回以降の診療に役立てております。
  4. 最新の三次元画像解析装置(OCT)、最新の眼圧測定機器⇒2016年10月に当院でついに念願の三次元画像解析装置と角膜厚が同時に測れる眼圧測定機器を導入しました。(参考定価1890万という)当院のような小さなクリニックには、大変負担の大きな機器で決断を要しましたが、より良い診断と医療の質の向上をめざし導入いたしました。緑内障は、そもそも眼圧の測定が非常に大事なのですが、角膜厚に眼圧が依存することが古くから知られており、低眼圧なのに、進行する症例などは、もともと角膜厚が薄いことがあるなど、眼圧のより精緻な測定に役立ちます。また、測定時の風圧は、従来機種よりさらに弱くなり、眼への刺激を最小限にしております。なお、角膜厚の測定はもちろん無料でおこなっています。また、今回導入した第三世代の三次元画像解析装置(以下OCT)では、黄斑マッピングという第二世代のOCTにはなかった画像解析ができ、視神経線維層の厚みを黄斑全体で正常眼と比較して、どれくらい緑内障の危険度があるのか容易に判定できるようになりました。また、緑内障には強度近視眼が多いのですが、いままでは比較不可能だった強度近視眼のデーターベースもこの機器は搭載しております。さらに、従来肉眼では観察不可能だった初期の新生血管も、この機種では眼底自発蛍光で撮影できるようになりました。なお、OCTの料金は3割負担で約670円です。
全ての緑内障通院患者様に院長が作成しています
当院独自の緑内障治療サマリー見本
VOLK社最高級第三世代デジタルレンズ
VOLK社最高級第三世代デジタルレンズ

東京浜松町眼科クリニック

東京都港区海岸1-2-20汐溜ビルディング2F 03-3434-4113

診療受付時間

午前10:30~13:30 

午後15:30~18:30

月・水・金は夜19時まで

※コンタクト処方はしておりません

 ※散瞳検査は17時半迄

 ※眼鏡処方・セカンドオピニオンは完全予約制 

 

GW休診のお知らせ

4月24日(水)~5月8日(水)は休診となります。
大変ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。 

 

休診日

水曜午前/金曜午前・土曜・日曜・祝日

東京浜松町眼科クリニック

東京都港区海岸1-2-20

汐溜ビル2F

TEL:03-3434-4113

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